動物たちのおはなし 公園だより
アライグマのタロウが9月18日に亡くなりました。
死因は、体の麻痺の進行による、誤嚥性の窒息死でした。
9月初めごろから、足を悪くし、その後、脊髄を痛め体が不自由になりました。
ちょうど、介護と治療を始めたところでした。
本当に残念な別れでした。
タロウは、マイペースでおっとりしてて、でも食べ物には目がない。
そして、女の子(メスのアライグマ)には頭が上がらない。そんなアライグマでした。
そんなタロウとは4年の付き合いでした。
出会ったころからぽっちゃり体型で。
よくお昼寝していて。
ごはんが大好きで。
ほんと、マイペースでどこか抜けてる。
皆さまからもらえるおやつも洗ったり、洗わなかったり・・・。
大いに楽しませてくれたことでしょう。
晩年になっても元気で、生涯現役でしたね。
残念ながら、子どもはナッツとナナの2頭だけでしたが。
メスを追いかけて、木から落ちてしまったのでしょうか。
動物も年をとれば、力も弱まるし、体も弱くなってきます。
今いる3頭。イチゴ、チロル、チャチャも今年で11歳を迎えました。
ちょうど、私がタロウたちの担当になったころと同じくらいでしょうか。
これから、この子たちが少しでも快適に、幸せに暮らせるように。
いろいろと気を付けていかないといけませんね。
アライグマのお部屋の隣にタロウへの献花台を用意しました。
一か月を目途に設置しております。
メッセージノートもおいておりますので、ご来園の際は
タロウへ、最後の言葉を送ってあげてください。
最後に。
これまで、タロウをかわいがってくださった皆様。
ほんとうにありがとうございました。