動物たちのおはなし
7月9日、アライグマのシマが亡くなりました。
1999年4月4日に、当園で生まれ、16年間の生涯でした。
長いこと共に連れ添ってきたロクが亡くなったのが今年の1月末。
続くようにシマも調子を悪くし、検査の結果、心臓が弱ってきているということでした。
それから、薬を飲みながら少しでも楽に生きられるように努めてきました。
薬を飲み始めてから、波はありましたが、だいぶ調子もよくなり、今年の夏は乗り切れるかな。と、思っていたのですが。
7月7日から、食欲がなくなり、薬のため起こそうとしても目覚めないくらい体が弱ってきているようでした。
その後、獣医にも少しでも楽になるように、元気になるようにと注射を打ってもらい、
回復することを願っていましたが、7月9日、朝見に行くとすでに息をひきとっていました。
調子が良い時には、朝もばっちり目覚めていて、自分から運動場に出ていくくらい元気が
ありました。
ただ、運動場を散歩したあとは、1日寝ていることも多く、心配されるお客様もおられましたけど。。。
調子のいい日には
自分から体重計に乗ったり、
木製のデッキの最上階にのぼったり。
大好きな卵をなめるように食べるシマ。
落ち葉のプールで気持ち良さそうに寝るシマ。
愛用の巣箱とシマ。
そして、最後の写真
7月8日、ゆっくりと運動場をお散歩中。
シマ、いままでありがとう。
アライグマ運動場前にシマへの献花台を1か月をめどに設置いたします。
これまで、シマを心配してくださった皆様、応援してくださった皆様、
かわいがってくださった皆様、本当にありがとうございました。