動物たちのおはなし
今日のお話は…
すこしマニアックな感じで
飼育員さんのお仕事をご紹介
みなさんもきっと大好きな
動物の赤ちゃん!のお話
ですが、動物園で動物の赤ちゃんが生まれるのって
けして当たり前の事じゃないんですよ
昨年は、ロバ
ワオキツネザル
マンドリル
キリン
ライオン
と赤ちゃんの誕生がありましたが、
その裏側でおこなわれている
飼育員さんのお仕事を
レッサーパンダの取り組みで、ご紹介で~す
レッサーパンダと言えば以前から
なんどか紹介させてもらっているように
昨年は繁殖がうまくいかず、
今年の繁殖に期待をしている動物です。
みなさんには赤ちゃんの誕生を期待してもらうのですが、
チンパンジーの生まれたての赤ちゃん
プレーリードックの生まれたばかりの赤ちゃん
飼育員さんは、何年も期待をしているわけにはいきません。
オスとメスがいても、やはり相性があります
相性がよく、すんなり繁殖がうまくいく場合もあれば
まったく、相性が合わず繁殖がうまくいかない場合も
また相性がよく仲がよくても、繁殖がうまくいかない場合もあります
相性をみるためのお見合い
飼育員さんは、その見極めをしていかないといけません。
その見極めを、どのようにしていくかを探りだすのも
飼育員さんの大事なお仕事なのです。
レッサーパンダの取り組みに戻って
こちら
これは、以前も紹介しましたが繁殖期前に見られる『恋遊び』
がみられる時間帯を表した表です。
この表で分かるのが1月に入って遊びがなくなり、
2月からまた見られ始めたことです。
次にこの遊びが、どのくらいの時間あるのかを見たグラフが
こちらです。
簡単にこの表を見れば、一日に行う遊び時間の合計に波が見られることです。
他にも、遊びをおこなうときにオスからしかけるのか、メスからしかけるのか
もっと、細かくみれば、一日の行動パターン、
エサを食べる時間、休憩する時間、活動する時間、におい付けをする回数などなど
このようにいろんな視点で記録をつけて、積み重ねていくことで
その見極めができるようにしていきます。
動物園で赤ちゃんが生まれる裏側には、
飼育員さんたちのこんなお仕事もあるんですよ。
・・・
面白いでしょ