動物たちのおはなし
ただいま!!日本に戻ってまいりました!!
え?なにが?って、思いますよね。ふつう。
実は、私、1月25日~2月1日にかけて、マダガスカルに旅行…じゃなかった、出張に行ってきました!!
なので、そのご報告を!!
っと、その前に、みなさんはマダガスカルって何か知ってますか?映画のタイトルなんかで聞いたことある単語だとは思いますが。
マダガスカルっていうのは国の名前ですよ!!アフリカ大陸の右下のほうにある小さな島ですね。
(小さなって言っても日本の本州の1.5倍くらいの大きさはありますが)
今回は、タイのバンコク経由で、飛行機に乗ること15時間!!待ち時間なんかも入れるとおよそ1日かかるとお~くにある島です!!
(実質マダガスカルにいたのは26日~31日の6日間になりますね)
で、何をしに行ってきたかというと…
今、着々とできているマダガスカルゾーンの新獣舎!!
ここに新しく仲間入りする予定になっているキツネザルたちの輸入手続きや検疫についての話し合いと、
さらに、いずれ到津にやってくるであろう、世界でも飼育例の少ないある動物
(ちなみに日本の動物園では飼育例なし)の飼育状況確認と観察に行ってきました!!
私にとっては初マダガスカル!!というか、初海外!!わくわくドキドキ、不安もいっぱいの出張でした。。。
(行くまでに現地ではいろいろな事件があったものですから)
と、まあ、そんなこんなで無事、マダガスカルには着いたのですが…
(日本との時差がマイナス6時間なのでマダガスカルに到着したのは、日本時間の26日4時、現地時間の25日22時に着きました)
マダガスカル上陸2日目、1月26日。
まず、はじめに訪れたのはLemour Park!!
名前の通り、「Lemour(レムール)=キツネザル」たちの公園です!!
園内には、いろいろな種類のキツネザルたちが飼育されていて檻なしでそんな彼らと
出会うことができる素敵なところです!!
そこで、初めに出会った生き物は…
キツネザル!!・・・・・・じゃなくて、カメレオン!!
カメレオンかいっ!?とか、言わないでくださいね。
実は、このマダガスカルにはたくさんの種類のカメレオンが生息しているんですよ!!
(世界で140種くらいの実に半分はこのマダガスカル固有種!!まさにカメレオン王国!!)
マダガスカルに来る前にある番組で世界最小のカメレオンが取り上げられていたようですが、
そのカメレオンもマダガスカル固有種です!!
(私は残念ながらその番組見てませんでしたが、現地通訳の方がその取材に同行された方で非常に見つけるのに苦労したそうです)
と、すぐに話がそれてしまいますね。すみません。ま、そんな小ネタも楽しんでいただけたら~っと思いながら書いてます(汗
(さっきの写真のカメレオンはウスタレカメレオンです。大人になると、60cmくらいにもなるそうです!!)
園内には、マダガスカル固有の植物も色々と植えられていて、
タビビトの木
バオバブの苗木
マダガスカルのおいしいとこどりみたいになってます!!
って、どんどんメインのキツネザルから話が遠ざかっていってますが・・・
お待たせしました!!マダガスカルでの第一キツネザルは・・・
「エリマキキツネザル」!!!!
顔の周りのふさふさの白い毛が襟巻のように見えることからこの名が
・・・って、到津でもおなじみのキツネザルでしたね。
おなじみですけど、生息環境が減ったりして、絶滅が危惧されているおサルさんなんですよ。ちなみにこのときは、親子ずれと出会うことができました!!
子供たちが活発に遊びまわっていて、もう非常にかわいらしかったです♪
と、そのエリマキに続いて、木から木へ飛び移ってやってくる猿影が!!
やってきたのは・・・
コクレルシファカですぅ!!
地面を横っ飛びで移動することで有名なおサルさんたちですね♪
(たいてい紹介されるのはベローシファカですが)
初めて見るシファカに、思わず感動しちゃいました!!
木から木へ、活発に飛び回っていました。
これは、お食事中の写真。彼らは、植物の葉や果実を主な食べ物にしています。
ウンチはキツネザルたちとは違って小さいのをころころとするみたいです。
お次に出会ったのは、クロカンムリシファカ!!
こちらは、新たに飼育、繁殖に取り組んでいるということです!!
なんだか、けだるそ~に木の上でじっと座ってました!!
最後は、横っ飛びではなく前っ跳びで逃げて行ってしまいましたが・・・汗
(急ぐときは前っ跳びになるそうです。ただ、体力の消耗が激しいので普段はやらないとか…私たちのテンションの高さにうんざりしちゃいましたかね)
そして、チャイロキツネザル
アカビタイキツネザル
マングースキツネザル
ササを食べるジェントルキツネザル
夜行性のネズミキツネザル
おなじみのワオキツネザル。現地ではマキと呼ばれてます。
と、たくさんのキツネザルたちに出会うことができました。
他にも、CEITS1(ワシントン条約付属書1)にも指定されている、よく密輸なんかで有名なホウシャガメも飼われていました。
手のひらサイズの子ガメ。これで、3年だとか…
(豚と豆の煮込み)
最後は、レストランでマダガスカル料理を食べて、
実に大満足大満喫の2日目でした。
さて、今回の目的の話はまた次回。ある動物ってなんなんでしょうね。
お楽しみに・・・