動物たちのおはなし
リクガメのタッチタイム!!
2011年10月24日
いよいよ秋めいて来ましたね。今のうちに!というイベントがあるのでご紹介します。
それは「カメのタッチタイム」。リクガメ広場にいる3種類、5頭のカメさんにふれあえる貴重なイベントです。
大きいでしょ!
アフリカ西部にすむケヅメリクガメは体長が最大で70cmにもなるそうで、当園には「リッキー」「リク」「ヨウ」の3頭がいます。
彼らの中で最大のリクは体重が推定50kgとかなり最大級です。
他にはやはりアフリカ原産の体重9kgのヒョウモンリクガメ「パンタロウ」(注:でも女の子)と、ヨーロッパに住む小型のヘルマンリクガメの「ヘルマーさん」(注:さんまでが名前)がいます。
ヘルマーさんも小さくて人気!
カメのタッチタイムはとても人気です。多い時では200人以上の方がカメとふれあいます。
とくにケヅメリクガメの迫力ある大きさは大人気で、こわがるお子さんももちろんいますが、大きいけれど優しい?風貌に多くの方は大喜びです。
イベントの最初にお伝えしているのがそんな彼らはみな「落し物」だったということ。
もともとペットで飼われていたものが捨てられ、道端にいたところを警察に届けられたということです。
寒さに弱いリクガメたちは日本の冬を乗り切ることは出来ません。おっとりユーモラスな中にも、彼らの生態はもちろんのこと伝えるメッセージはたくさん詰まっています。
リッキー♂です
寒い冬が来てしまえば暖かい小屋から出ることは少なくなります。もうしばらくのイベントですが、これからもリクガメファンを拡大しつつ、メッセージも伝えていければと思っています。
そうそう、タッチタイムのあとはごはんの時間。草食の彼らですが豪快な食べっぷりもぜひお楽しみください!
今日はヤマイモのつるを~