動物たちのおはなし
今、里のいきもの館では金魚展をやっています。
この展示が9月5日で終わります。
ここ2回は身近ないきものとは少し離れた展示をしてきました。
でも、今回は日本のいきもの、その中でも
到津の森公園に自然に棲みついているいきものに目を向けます。
題して「到津の森のいきもの展」
"飼育されているいきもの以外のいきものを展示してみよう"というものです。
スペース的に哺乳類と鳥類はほぼ無理なので、
昆虫とか、両生類とか、爬虫類とか...。
さらに、これからの季節はいきものが世代交代をして死んでいく季節です。
なので、展示生体も晩夏のいきものから秋のいきものへと変わっていきます。
つまり、展示期間中に展示しているいきものが変わっていきます。
うーん。地味だ(笑)
でも、珍しいいきものを連れてきて
お客さんを呼べばいいってもんでもないですからね。
大事なのは+αで何ができるのか。
どんなに珍しいいきものを展示してもそれだけじゃ意味がないんです。
何か「へぇー」って思ってもらったり興味を持ってもらったりする
"きっかけ"になるものがあるかどうかなんですよ。
なので、毎回1つでも新しいことをやりたいんですよね。
なんか自分でハードルあげてるなー(笑)
それはさておき園内には林や池、草原など様々な環境があります。
ふだんはなかなか気がつきませんが、
ちょっとした植え込みにもいきものがいます。
園内でよく見るアオダイショウ。
日本最大のショウリョウバッタ。
イボバッタ。どこにいるかわかりますか?
翅が痛むので展示はできませんがトンボもいます。
シオカラトンボとハグロトンボ。
さて、これはなんの卵でしょうか?
こんな感じでパッと見ただけでも
身の回りにはいろんないきものが棲んでいるんですね。
こんないきものたちを展示します。
最近、子供たちの自然離れが進んでいる気がしています。
夏の企画展なんかを見ていても小学校の高学年の子供たちが少ないんです。
塾やスポーツなどやることがたくさんあるみたいです。
山とか川に行って虫捕ったり魚捕ったりってのも面白いんだけどなー。
来年は春から秋まで通して園内のいきものをやってみてもいいかな...。
やりたいことはいろいろあるのでまだわかりませんが...。
気が向いたら...。
来年のこと言って笑われてもねぇ...。
「到津の森のいきもの展」は9月11日スタートです。
みなさん是非、いきもの館に遊びに来てください。