動物たちのおはなし
この丸いもの、なんだかわかりますか?
正解は......マカダミアナッツ。
殻付きのものは初めて見ました。
こんな、まんまるな殻の中に入ってるんですね。
お裾分けしていただいたものです。 ありがとうございます。
とりあえず観察です。
殻の表面には切れ込みなどはなくツルンとしています。
振ってみると微かに「カラカラカラ...」という音がします。
なぜか、「お~」という声が。なんだか感動。
ん~、見たい...中が見たい...!!
ところが、このマカダミアナッツ。殻がとっっっても硬いらしいのです。
「見たい」という欲望を満たすため、闘ってみました。
1回戦:マカダミアナッツ VS ペンチ
そして、硬い!
結果......惨敗です。
2回戦:マカダミアナッツ VS ハンマー
ころころ転がって狙いを定めにくい!
軽く叩くぐらいじゃ割れずに、おもいっきり叩くと...
割れた! けど中までボロッボロに。
これじゃ中身が見られない。
こうなったら、最後の頼みは...
スミレコンゴウインコのカブ。
前回、紹介したように(詳しくは6月20日の記事をご覧ください。)
スミレコンゴウインコはパームナッツという
殻の硬いナッツを主食にしているので、硬いものでもなんのその~。
と、いうことで。
3回戦:マカダミアナッツ VS スミレコンゴウインコ
なかなか、苦戦しています。
私がいるのが気になるらしく、遠くに移動して背中を向けてはまたガジガジ。
「ちょっと...!集中させてよ。」って感じでした。
そして、激闘すること約3分。
ガジガジガジガジ...
あ、割れた。
やりました。割ってくれました!
ナッツをおいしそうに食べるカブ選手。
さすが、すごいくちばしだな。
竹ぼうきの柄をいとも簡単にボキボキにするだけのことはあるな。
油断していました(;A;`) ごめんなさい。
ポイと捨てられた殻に走る私。
ほほー。中はこんなふうになっているのか。
内側の殻は真っ黒なんですね。
...ん? なんで、これ一部分だけ白いんだろう...。
新たな疑問が生まれてしまいましたが、
とりあえず中身を見ることができてかなりスッキリしました。
カブ選手、ありがとうございます。
そのあとも、次から次へと嬉しそうに割っていましたよ。
楽しそうだなあ。
カブは飽きっぽい性格なので
なかなか割れないと、途中で投げだすかもと思っていたのですが、
割れるまで一生懸命ずっとガジガジやっていました。
(やっぱり、おいしいものが分かるのかな?)
ナッツの殻だけじゃなく、
いつもとは違ったカブの反応や行動が見られてとてもおもしろかったです。
また何か、いつもと違うものが手に入ったら持ってくるからね。