動物たちのおはなし
これなんだ。
2009年9月18日
この写真、なんだかわかりますか?
キリンの模様にも見えるし、ぼこぼこした感じが恐竜みたい。
ちょっと引いて見てみましょうか。
なんとなく、わかった方も多いのでは...?
キリンではなく、もちろん恐竜でもなく...
そうです。実は、鳥の脚なのです。
この脚の持ち主さんは
オウギバト。
名前の通り、頭には扇のような羽があります。
よく、クジャクと間違われますが、世界最大のハトの仲間です。
このオウギバト、実は変わったことをするんです。
ある、雨の日の朝、健康チェックのためオウギバト舎に行くと...
そこには、羽を大きく広げて横たわっているオウギバトの姿が!
体は雨に濡れてビショビショだし、なんだかグデンとしているし!
大変だ!!と、走って行くと...
朝からうるさいな~とばかりに首だけピョコっと浮かして
こっちを見ているオウギバト。
「あれ!?元気そう...何しよんやろ?」
よく見ると、なんと、雨で水浴びをしていたのです。
しかも気持ち良さそうに片羽ずつ交互に雨に濡らしています。
掃除のときに水が少しでもかかると怒って(びっくりして?)
大きな羽でバシンと叩いてくるのに...(´A`)
オウギバトが住んでいるパプアニューギニアではスコールが降るので
野生ではどうしても雨でびしょ濡れになるときがあります。
やっぱり自然の水浴びが一番気持ちいいのかもしれないですね。