「ウサギのふん」と聞くと、皆さんはどんなものを想像しますか？
丸くて黒くてコロコロしたもの…　そんなものを想像するんじゃないでしょうか？
　ウサギにはその「丸いコロコロふん」のほかに、もう１種類の「ふん」をします。もうひとつの「ふん」は「盲腸便（もうちょうべん）」と呼ばれ柔らかくて小さなふんがまとまった形をしています。そして、なんと！ウサギは「盲腸便」を食べてしまうのです。
　この行動をきたないなんて思わないでくださいね。「盲腸便」を食べることで、ウサギはお腹の調子を整え、健康に過ごすための大事な行動なのです。ウサギを飼っていても、この「盲腸便」を見かけることは滅多にありません。ウサギがお尻から直接食べてしまうので、私たちの目に触れる機会があまりないからです。
　写真はその「盲腸便」です。たまたまウサギが食べ忘れたのでしょうか？草の上に落ちているのを見つけました。どうです？普段イメージするウサギのふんとかなり違うんじゃないでしょうか？