いとうづで一番「こわい！」って言われる動物って何でしょう？「ライオン？」「トラ？」いえいえ、それはきっとふれあい動物園にいる「グリーンイグアナ」ではないでしょうか？グリーンイグアナは成長すると160cmをこえる、大きなトカゲです。ヒフの表面はゴツゴツ、背中にはトゲトゲ、指は細長くて先にはするどいツメがあります。映画の怪獣なんてメじゃないぜ！といわんばかりにごっつーい顔をしているので、お客さんには「きゃぁ！こわい！！」なんてよく言われています。
　でも、実は草食のおとなしいトカゲなんです。好物は小松菜やタンポポ。他に野菜や季節の果物などを与えています。お皿に入れて置くとワサワサとやって来て「パクリ、モグモグモグ…ゴクン。あ～おいしい♪」と、食べてくれます。写真は、今いとうづで一番大きいメスのデロリアン。モリモリ食べてくれるので担当者もエサの作り甲斐があります。
　けれど、このイグアナたちも、隣の部屋にいるリクガメたちも、もとはペットとして飼われていた過去の持ち主です。飼い主のうちを逃げ出したか、捨てられたかは分かりませんが、本来日本にいない筈の生き物が野外や市街地で見つかってニュースになることは近年よくある話です。もし、ペットを飼うなら「その生き物に必要なものは何か」をよーく調べて自分で飼えるのかをじっくり考えてみて下さい。もし、ペットが逃げ出したりして行方不明になったら、あきらめないで警察に問い合わせてみて下さい。（ペットは「おとしもの」として警察に保護されます）きっとペットだってあなたを待ってる筈です。