動物たちのおはなし
早朝練習をがんばっています(マリア通信4号)
2005年2月16日
運動場を走るマリア
パドックに出てもずいぶん落ち着いていたので、1月11日にはさっそくフラミンゴとお見合いを行ないました。心配をよそにフラミンゴを気にすることも無く順調にパドックに慣れています。
1月18日には、初めて電柵の設置をしました。最初ということでフラミンゴ側の一部分(約18m)だけ設置しました。
電柵があることを認識させるために、キラキラテープと空缶をつけて行なっています。しばらくは電柵に気づいていない様子でしたが、1時間後ぐらいに、たまたま電柵にふれビックリし、そのあとは電柵にほとんど近寄らなくなりました。
部屋に帰らなくなるのではないかと心配しましたが、いつものようにすぐに戻ってくれたのでホッと一安心です。ただ、まだはっきりと電柵の認識ができているかはわかりませんので、今後もよく観察する必要があります。
次の日からまた早朝放飼していますが、電柵に触れて以降、よくパドックを歩き回るようになりました。電柵に触れた事がいい方に出たようです。
今後は少しづつ電柵を延長していき、電柵と自分が活動する範囲に慣れてもらう練習が続きます。
(飼育員:中上 安紀)