世界の植物

園内には珍しい世界の花が植えられています。南米やオーストラリア、南アフリカなどが原産の植物は、形や色もさまざま。きちんと手入れをされて、季節ごとに美しく育つ姿に目を奪われます。

●一年を通じて楽しむことができる多彩な花々

到津の森公園では、一年中、園内のどこかで花が咲いていることを目標としています。サクラやウメなどの国産の植物は春に集中して咲くため、動物展示エリアに外国産の植物を植えて、その他の季節でも多彩な花が楽しめるようになっています。

●色とりどりの世界の花は形も個性的でユニーク

展示ゾーンごとのイメージに花を合わせて演出しています。たとえば「林床の世界」にはアメリカデイゴ(ブラジル)。情熱的で南国風、真夏によく合い、赤い花が咲きます。「草原の世界」にはミモザ(オーストラリア)やブラシノキ(オーストラリア)、パンパスグラス(アルゼンチン、ブラジル)。アフリカのサバンナの風景です。春に、キリンの展示スペース前の道に沿って咲き誇るミモザは、県内でも有数の名所といえます。ブラシノキは名前の通り、ビンを洗うブラシにそっくりの形の真っ赤な花が咲きます。「樹冠の世界」には、高木で白い花が咲き香りがあるもの。ユニークな花姿のトケイソウ(ブラジル、ペルー)や、巨大な花をつけるタイサンボク(北米東南部)などが印象的です。

アメリカデイゴ ブラシノキ
トケイソウ タイサンボク

●日本の気候に合わせ心をこめて育てています

外国産の花なので、もちろん育てる上での苦労はあります。ミモザはオーストラリアの乾燥した大地に育つ植物ですが、日本だと台風などによる強風で倒れやすいため、補強する剪定を行い、主幹や根を育て、倒れないようにしています。花の種類1つひとつに合わせて日々手入れをして、やはり、花が咲いた時、その植物が持つ独特の花の形・色・香りはとても魅力的です。 園のスタッフやボランティアの皆さんが心を込めて育てているので、来園された方々に、珍しい花たちを喜んで見ていただけるのが、何より嬉しく励みになっています。

到津の森公園
〒803-0845 福岡県北九州市小倉北区上到津4-1-8  TEL:093-651-1895(9:00~17:00)  FAX:093-651-1917